おでんと氷2012年12月02日

先週フジのホンマでっかTVで、静岡県民はおでんとかき氷を交互に食べる、という話をして不思議がられていた。

静岡県出身の僕から言わせていただくと・・・、

確かにこれは正解です。

まあ、交互に食べる、というのは脚色しすぎとは思うけれど、確かに一緒に食べる、というのは良くあった。

これは静岡県、というか僕の田舎の焼津市などでは、そうだったのであるが、地元の駄菓子屋事情による。

かき氷などを売っている駄菓子屋では、大体おでんも一緒に売っていた。

夏休みにプールに行った帰り、かき氷と一緒に温かいおでんも一緒に食べる、というようなパターンだった。

ホンマでっかTVでは駄菓子屋と言っていたが、もっと言うと、駄菓子屋よりちょっと発展した軽食屋で、駄菓子では無く、お好み焼きや焼きそばをメインで売る店があり、そういった所でも、かき氷とおでんが必ずあった。

ところでこの話、確かに僕の少年時代、もう40年位前は、確かにそうだったけど、果たして今でもそうなのか?、とふと疑問には思う。
というのは、そうした店が今でもあるのだろうか?という疑問があるからだ。
少なくとも僕の思いつく店は、とうの昔に店を畳んでいる。
逆に、この話が今でもそうなら、嬉しいことではある。
田舎に帰った時に久しぶりに又あの味を味わいたい、とは思う。

再確認2012年12月08日

金曜日には久しぶりに大きな地震があった。

もうすぐ選挙を前にして、あの3・11の大震災で学んだこと、我々が変わる、と決めたことを、もう一度思い出せ、という天からのメッセージだったかもしれない。

ギター一本でビートルズ2012年12月09日

こないだNHKの「団塊スタイル」という番組でビートルズに影響を受けた二人の方が出演していた。
その内のミュージシャンの告井延隆(つげいのぶたか)氏が番組内で、自身がカバーしたビートルズの曲を披露していた。
これがギター一本で、ビートルズの曲を表現するというものであった。

僕も非常に興味が沸き、放送後ITUNES STOREを検索すると氏のアルバム(「Sgt.Tsugei's Only One Club Band」2.3も有)があったので早速ダウンロードした。

オリジナルではベースやギターとバラバラになっている音を、ギター一本で表現してみると、当然ながら、又違った世界が見えてくる。
氏のテクニックやアレンジも見事であるが、同時に改めてビートルズの楽曲の楽想の豊かさにも驚かされる。

中にはジャズのギタリスト、ジョーパスがかつてやったようなジャズギターのソロのような趣を放つものもあるし、バロックの音楽みたいな趣のあるものもある。
まあとにかくビートルズファンにとっては面白いアルバムである。

変えるためにも2012年12月15日

今年ももう残り僅かになってきたが、この慌ただしい中で、選挙が行われる。

この選挙を目前に、どうもマスメディアが意図的に、ある偏ったムードを醸成しようとしているような印象が物凄くして気になっていた。
僕自身は、マスメディアが流す情報の空気とは大分隔たりを感じている。

原発事故が起きた時に、自分の子供達を守る為に立ち上がったお父さんお母さん達は、将来子供達に戦争をさせようとしているような党に票を投じるのだろうか?。
非常に疑問である。

こんな言い方も打算的で、憚られるが、人生に行き詰まりを感じている人は、社会や引いては自分自身を変えるためにも、選挙という場に行き何かを変えることをしてみるのもいいのではないだろうか。

今の日本人の意識を思い知る2012年12月16日

選挙は結局自民の圧勝のようだ。

僕自身は新しい風が吹くことを期待したが残念ながら全然ダメだったようだ(苦笑)。

政治に関しては日本は又昔の状態に戻ってしまうかもしれないが、投票率は低かったようで、これはマスメディアの影響やアメリカ・中国の影響もあったのかもしれぬが、それよりもいろんな意味で今の日本そして日本人の現実の状態、現実の姿、現実の意識レベルの成せる結果ということなのだろう。

日本人は理念や理想よりも、やはり和というか義理人情みたいなものを大切にし価値を置くということや、今まで築いてきた地盤など保守的なものを大切にするということがわかった。
これが日本人の短所でも有り長所でもあるのだろう。
今回日本人の現状の意識というか、性向が良くわかっただけでも、僕にとっては勉強になった(笑)。
結局問題は残ったままで、いろいろ心配な点はあるが、新しい芽はまだ出始めたばかりだろうし、まあ万事塞翁が馬、というから、今はネガティブな波動を出さないように、せめて次の選挙まで、ちゃんとした政治をしてくれることを願うのみだ。

選挙速報に先駆けてTHE・MANZAIをやっていて、ハマカーンが優勝した。
ハマカーンも勿論面白かったが、今回は他にも面白いグループが沢山あって、審査は難しかったように思う。
以前から知っているグループでもかなりレベルアップしている感があった。

数年前までは良く新宿のルミネ劇場にも足を運んで芸人さんを応援していたが、最近はとんとご無沙汰している。
一つには景気が悪くなったのも、その結構大きな要因でもある。
これから本当に景気が良くなるのか?、しばらくは手並み拝見、ということなのだろう。

メンタルヘルスマネジメントⅡ種2012年12月22日

今年の11月に大阪商工会議所が主催するメンタルヘルスマネジメントⅡ種の検定試験を受けた。

17日の月曜日に結果通知が郵送されてきて、合格であった。

今回ユーキャンの通信教育をやったりして、自分としては時間も経済的にも結構なエネルギーを注いだ。

普段「自分がエネルギーを注いだものが全部無駄になって泡と消えても精神を乱されない」、という精神修養をしているので(笑)、今回も当然不合格であっても動揺せず、冷静に次回に再チャレンジするという準備だけはしておいた(笑)。

しかし人間やはりいじましい生き物であって(笑)、いざ結果がわかり努力が報われたとわかった時は、自然に湧き上がるように嬉しさが込みあがてくるのだ、ということを痛感した(笑)。

これも一つの成功体験、ということになるのだろうが、失敗体験も大きな学びがあり貴重ではあるけれども、失敗から学ぶだけでは人間はどうしてもバランスが崩れ偏りがちになってしまうので、やはり成功体験もたまにはしてみるのが良いのだろう。

まず愛と知恵を2012年12月23日

先日の選挙では自民党が政権与党に返り咲いたが、その得票数は前回よりも下がっているらしい。
有権者は徐々に自民から離れつつあるのに、なぜか自民党が勝ったように見えているのは、前回民主に入れた多くの人々が今回は、いわゆる第三極と呼ばれる政党に投票し票が分散され、死に票というものが多数出てしまった為らしい。
更には不正選挙が行われた、という噂すらある。

どうも制度自体に問題があるのか、トリックというか、得票ゲームのような事態が起きて、有権者の7割以上が望んでいない政党が政権与党になり「何かを変えよう」という人の願いは無駄になってしまったように思える。

大きな振り子が、ちょうどいいバランスの真ん中で止まらずに、左から右へ大きく揺り戻しした感がある。

人類の進化が、振り子の如く、或いは螺旋階段を登っていくようなものだとすると、今回の結果は、ある意味シナリオ通りなのかもしれない。

この7割、いやもしかしたら8割以上の人間の鬱積した不満というのは、早晩何かの形で噴出するかもしれない。
今諸外国でも国が生まれ変わろうとして様々な国で変革や為政者の交代や動乱が起きており、日本でも前回の民主党の時は反原発のデモなどが高まりを見せたが、今度何か政府がヘマをやらかせば、さすがの大人しい日本人も堪忍袋の緒が切れるかもしれない(笑)。

ただ今回の選挙で、僕はハッと目覚めさせられたのは、これは前からわかっていたことなのであるが、本当の問題は我々の心の側にある、ということだ。

確かに今回の結果には、表面的に、マスメディアの扇動や政治家の虚偽や不正や外国の関与による要因などが大きく関わっているのかもしれない。
しかし選挙が物質世界での一つの現象と考えれば、これは我々自身の怒り・疑念・混乱・失望・恐怖・無関心・エゴイズム・・・等々といったダークサイドな思念が、現実世界の現象に反映されただけと言えるだろう。

いくら政治で理想的な人物を選んでも、我々が成長していなければ、幸せな生活を送ることはできないのだろう。

我々が愛を忘れエゴイズムを追及し、人生に学ぶことを忘れ無知であり続ければ、これからもメディアには扇動されまくるだろうし、様々な束縛からも脱却できないのだろう。

だからといって悪政を野放しにして良いというわけでは無く、まず我々自身が、愛と知恵を学び、いろんな意味で自立したところから一歩は始まる。
愛と知恵を学び、社会との正しい関わりをするようになり、正しい判断・正しい選択ができるようになっていけば、自ずと社会も変わっていくだろうし、制度も変わっていくのだろう。

現に既に愛と知恵を学びつつあり、真に人間にとっての幸福とは何かを追及しようとしている人々は、様々な扇動には乗らない強い精神を身に着けているだろう。

正しい判断・正しい選択ができるようになることは、ブッダが八正道の一つとして教えているように、人間のあるべき理想の姿でもある。

今も在り2012年12月24日

一般の、キリスト教で無い、特に僕らのような日本人にとって、イエスキリストは、過去の歴史上の人物、というイメージで捉えられていることだろう。

シュタイナーは、その著書などで、イエスキリストに関してかなりの論述をしている。

それによれば、キリストは過去の人などでは全く無く、今も地球と共にあるという。

但し、それは我々が日々暮らす、この物質世界では無く、その一つ上の次元の「エーテル界」という世界だという。

「エーテル界」は、実は我々人間も、エーテル体というのを保持しており、それを通じて関係性を持っている。
しかし、エーテル体に関しては、今の大多数の人間はまだ認識することができない。

いつからキリストは地球と共にあるようになったのだろうか?。

それは、僕らがキリストが処刑されたと認識している、あのゴルゴダの丘での出来事、あの時以来からだそうだ。

あの出来事は、地上的に見ると、一人の男性が処刑された、というようなことになってしまうが、霊的な感性を通じて見ると、あの出来事は、キリストの血が地上に流れたことで、まさに神と地球との結合がなされた瞬間であり、人類の進化にとって無くてはならない出来事だったようだ。

あの時以来地球のエーテル界にキリストは在るようになった。

今後人間が進化しエーテル体を認識できる人間が増えるにつれ、キリストが今も或ることが、徐々に我々人間に明らかになっていくのだそうだ。

ジョンとヨーコ2012年12月30日

ジョン・レノンとオノ・ヨーコは付き合い始めた時は、相当な非難を浴びたらしい。

今でこそ日本人女性の世界的なステータスは上がったようではあるが、あの当時は日本人というだけで軽蔑されていた感じは確かにあった。

シュタイナーによれば、人間は進化するにつれ民族性を超越していく、という。
つまり血縁とか民族的な垣根を越えて、人類がお互いに絆を深める時代が、そう遠くない時代に来るのだろう。

ビートルズは今では当たり前になっていることを、まだ周りの圧力が大きな時から成し遂げてきた。
改めてジョンは、やはり人類の何十年も未来のスタイルを先取っていたんだな、と実感する。
さすがビートルズ、である。

ようやく一歩?2012年12月31日

今年は東日本大震災後、初の大きな選挙があり、注目していた。
世界も大きく変わっていく中、日本も新しく人類の模範的なライフスタイルを実現した世界的なリーダーシップを取るべき国家に相応しい理想的な変化を遂げるのだろう?、と期待していた。

しかし結果は期待していたような革新は起こらなかった。
むしろ昔の状態に逆戻りしてしまった感は拭えなかった。

ただ今のところは、それはそれで、我々一般大衆の心魂の為には良かったのかもしれない、と感じている。

もし今現時点で政治が現在の民意と調和したものであったなら、民衆は一層政治に依存し、心魂としては怠惰とエゴイズムの方向、すなわち退廃に向かって行ってしまったかもしれない。

逆説的ではあるが、政治が民意と離れたりして、我々に一層の負荷をかけてくれば、その時は民衆に真の自立した社会意識が芽生えることになるのでは無いだろうか。

今の時点では、まだ真の自立した社会意識が育つには、まだまだ課題が多く、しばらく熟成期間を必要とするのだろう。

スポーツなどで強いチームが、その歴史の中でかつて屈辱的な大敗を喫したことがキッカケとなり、真の強いチームに変貌していった、などということが良くある。

社会とスポーツが全て同じとは言わないが、これからもし政治的な負荷が発生しうるとしたならば、それは大地震と同じように我々の心魂を目覚めさせるキッカケになり得るのだろう、と思っている。

すなわち今年は真の理想的な社会に向かって、ようやく一歩を踏み出したのだ、と楽観的にみている(笑)。