ベッキーの件は一つの・・・2016年02月14日

最近ベッキーの不倫騒動がメディアを賑わせていた。
僕個人的には、ベッキーを擁護するというつもりは全然無いが、かつて「笑っていいとも」のレギュラーもやっていた彼女には多少のシンパシーもあり、この騒動自体、ちょっと騒ぎ過ぎなんじゃないの?という感じはもっていた。

そうしたら、今度は自民党の宮崎謙介衆議院議員の不倫騒動が出てきた。
ベッキーであれだけ騒いだ流れがあったので、メディアもここは取り上げざるを得なかっただろう。

結局宮崎議員は辞職になったようだが、このタイミングでは自民党にとってはかなり強めのボディブローになったことだろう。
昔から議員の女性問題はあったようだが、辞職まではいかなかったようだ。
しかし宮崎議員の場合は、自身の育休宣言との矛盾もあることに加え、このベッキー問題からの流れがあり、辞職までいかざるを得なかったのだろう。

今与党の退陣を願っているリベラル派の人間にとっては、宮崎議員は逆に「良くやってくれた!」ということになるかもしれない(笑)。

株価の暴落や甘利大臣の疑惑でただでさえ不穏な事態になっている与党は、参院選までこの影響が長引かないよう、幕引きに尽力しているようだ。

ベッキーには申し訳ないが、この宮崎議員問題までの流れを考えると、ベッキーの件が一つの布石になっているような気がしてならない。
人間万事塞翁が馬という言葉があるが、確かに一つの出来事は、どのように展開していくのかは、人知を超えたところにあるのかもしれない。