今も在り2012年12月24日

一般の、キリスト教で無い、特に僕らのような日本人にとって、イエスキリストは、過去の歴史上の人物、というイメージで捉えられていることだろう。

シュタイナーは、その著書などで、イエスキリストに関してかなりの論述をしている。

それによれば、キリストは過去の人などでは全く無く、今も地球と共にあるという。

但し、それは我々が日々暮らす、この物質世界では無く、その一つ上の次元の「エーテル界」という世界だという。

「エーテル界」は、実は我々人間も、エーテル体というのを保持しており、それを通じて関係性を持っている。
しかし、エーテル体に関しては、今の大多数の人間はまだ認識することができない。

いつからキリストは地球と共にあるようになったのだろうか?。

それは、僕らがキリストが処刑されたと認識している、あのゴルゴダの丘での出来事、あの時以来からだそうだ。

あの出来事は、地上的に見ると、一人の男性が処刑された、というようなことになってしまうが、霊的な感性を通じて見ると、あの出来事は、キリストの血が地上に流れたことで、まさに神と地球との結合がなされた瞬間であり、人類の進化にとって無くてはならない出来事だったようだ。

あの時以来地球のエーテル界にキリストは在るようになった。

今後人間が進化しエーテル体を認識できる人間が増えるにつれ、キリストが今も或ることが、徐々に我々人間に明らかになっていくのだそうだ。