風はペパーミント2007年02月21日

 朝、コートの襟のところに、アロマオイルを一滴垂らして外出した。
 使ったのはペパーミントである。
 花粉症対策と、香料の意味合いも含めた。

 仕事が終わって、職場を出て電車に乗るとガラガラだったので気兼ねなく座る。
 羽を伸ばして車窓の風景をボンヤリ眺めつつ音楽を聴きいていると、なんだかガムくさい臭いがする。
 「わっ、ガムくせっ!、昼間食ったガム、どっかにひっついてんのかよっ?!」
 急いで体中、ポケットの中などを確認点検する。
 それともどっかの心無い乗客が、ガムを椅子の上に吐き出してそのままんじゃねえだろうな?!。
 ちょっと半分キレつつ、尻の辺りをまさぐって確認する。

 しかし幸いにして、ガムがへばりいているような個所は無いようだった。
 あれ?、んじゃなんだ?、このさっきから匂ってくるガムの匂いは。

 そこでハッと思い出した。
 スッカリ忘れていたのである。
 今朝ペパーミントを襟につけてきたのを。

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