中耳炎とバランス2007年10月08日

 どうしたことか中耳炎にかかってしまった。
 今年になって、おたふく風邪、中耳炎、と子供のかかるような病気に相次いでやられた。
 中学生までは結構耳鼻科に頻繁にお世話になっていた。僕と言えば「耳鼻科」くらいのイメージすらあった。
 ところがその後体質が変わったり、プロテインなどのおかげで、鼻の調子が快方に向かい、耳鼻科にお世話になる程でもなくなり、とんと行かなくなった。

 それから長いブランクを経て、今回実にしばらくぶりに耳鼻科に行った。数えてみれば30年ぶりくらいだった。
 病気になるのは嫌だが、病気はいつも一瞬立ち止まって、あれこれと振り返る機会を与えてくれるもんだ。
 それに看護師の若いネエチャンに優しくしてもらえるし。

 僕はあまり医者にかかりたがらない方で、よほどのことが無い限り通院しない。
 しかしたまには、こうした現代医学と自然治癒とのバランスを考えてみる良い機会だった。

 そう言えば以前、テレ朝の深夜番組「さまぁ~ず・さまぁ~ず」で大竹が良いことを言ってた。それは”医者に行かず自然治癒で2ヶ月3ヶ月とグズグズしてるなら、医者に行って3日で治した方が、回りに迷惑係らない”、ということだった。
 自分の治癒能力を信じて現代医学のお世話にならないことも時には必要だ。回りの意見に流されないで自分を貫くことも時には大切だ。
 しかし、もし自分の病気が周囲の迷惑になっているなら、そこは一歩下がって一番良い手段を講じた方が良い時もある。そこはうまく現代医学と自然治癒とのバランスを賢く取って行くことが大切だろう。

 そんなわけで、最近多少難聴だったり、変な夢見たり、急に眠くなったり、悲しくなったり嬉しくなったり、物事が停滞したり、軌道修正したりと、なんかかなり諸々不安定になりがちなのであるが、とにかく落ち着いて心がブレないよう、良い音楽聞いたり、自転車で街を巡ったりして均衡を図ってる状態である。

 ちなみに写真は、先月晴れの日の早朝に撮った。
 右側に、見えにくいが小さく光が見えているのが「明けの明星」である。
 自分の部屋から「明けの明星」が見られるなんて、これは今の住居の最大の良さだ。

 小さい頃生まれて初めて「明けの明星」を見た(認識した)時の感激は今でも忘れない。
 その後この「明けの明星」は、僕にとっての音楽と同じように、僕を何かと高見へと導くように、空から語りかけてくれる。