「マジカル」で「ミステリー」な「ツアー」: 日記通り１丁目１７番地

　こないだちょっと音楽関係のＤＶＤを買いだめした。
　昔のロックなどや、バッハの平均律演奏の映像、スペインのギターの神様パコデルシアの映像など、久しぶりに非常に刺激的な時間を過ごせそうだ。

　ビートルズの映画なども揃えた。
　「マジカルミステリーツアー」というテレビ用に放映された映画も買った。
　このタイトル直訳すると「魔法の不思議な旅」などとなる。
　タイトル通り、ちょとシュールな内容の、ちょっと支離滅裂な感じもする映画だ。
　ただ音楽は素晴らしい。珠玉の作品とは、まさにこういう音楽のためにあるかのようである。まるで宇宙人が造ったかのように創造的で天上的なまでに素晴らしい。

　ところで、この映画の内容とは全く関係なく、このタイトルについてだけ、考えていると、この「マジカルミステリーツアー」という言葉は、全く「人生」そのもののことだな、と思った。
「人生」とは「ツアー」であり、「マジカル」であり、そして「ミステリー」なるものだ。

　人生が「マジカル」で「ミステリー」な「ツアー」だということに思いを馳せると、やがて人生は「あるがままで（Let it be）」良かったんだと気づく時がくるのだろう。