花田少年史2008年12月22日

 「花田少年史」というモーニングに連載されていた漫画が評判になってたようで、それを読んだ。
 主人公の花田一路(いちろ)という少年が事故をキッカケに霊感が表れ、霊と話すことができるようになり、さまざまな問題を解決していくという話だ。

 この花田一路というのがトンデモナイ手のつけられないようなイタズラ坊主で、最初のうちは読んでいてちょっとイライラするくらいだった。
 ところが読み進めていると、いつの間にか号泣している自分に気づいていた。

 心霊、このマンガで出てくるのはいわゆる「幽霊」というもので、どうしても題材として暗くなりがちに思えるのであるが、そこはたまに見せるユーモラスなタッチと、この一路のクソタレヤンチャなガキキャラがバランスをとって展開していくので読後の閉塞感は無く、むしろ何かしら浄化を経た後のような爽快感が強い。

 全五巻。最終巻は番外編になっている。
 僕は個人的に番外編などもいいし、2〜3巻の金持ちの俵崎晴彦の話なども好きである。

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