花月東京公演【晴】2005年06月25日

 有楽町の”よみうりホール”に吉本のなんば花月の東京公演を見に行って来た。
 前半はネタ、後半は吉本新喜劇、ネタは、タカアンドトシ、海原やすよ・ともこ、ジョニー広瀬(マジック)、ガレッジセール、中田カウス・ボタン、月亭八方、オール阪神巨人。
 新喜劇では座長の辻本茂雄を始めとし、東京で有名どことしては藤井君(藤井隆)や花ちゃん(山田花子)などが出ていた。

 さすが本場の吉本の公演だけあって、僕がいつも行ってる新宿のルミネとは一味違う熟練された感じだった。
 それにしても、お笑いもやっぱり生ライブはいい。
 いつもテレビだけでお笑いを見ている人には、是非生を見ることをお薦めする。
 さる筋の事情通の体験談を伺った際も、やはりゴム着用よりも生が断然良いとの見解であったことを考慮すれば、お笑いも当然生が良いだろう。
 ん?、何の話をした?。

 ライブを見ていると、お笑いというのは、ネタの面白さに加え、ある種の”心地良さ”も魅力なのかなと思った。
 言葉で言い表すのが、ちょっと難しいけれど、テンポの良さというのか、間合いの取り方の良さとうのか、場の空気の読み方の良さというのか、見ていて感じる安堵感というのもあろう。
 そうそう、スターウォーズ風に言うと、フォースの流れを掴んでいるというか、フォースの意志に沿っているというか、そういう感じの良さがヒシヒシと感じられた。やはり生のライブは、それが強い。
 さる筋の事情通の体験談を伺った際も、やはりゴム着用よりも生が断然心地好いとの見解であったことを考慮すれば、お笑いも当然生が良いだろう。
 ん?、何の話をした?。

 ベテランの芸人さんは、特に場の雰囲気を掴むのが上手いようだ。
 あの人達は、ある意味フォースを把握してるってことか。もしかしてあの人達は、”フォースのお笑い面”を駆使するジェダイ?。
 勿論芸人さんの力もあるが、やはりお笑いフォースは観客との気持ちが一体となった時に最大のパワーを発揮する。

 新喜劇では、泣かせどころもあり、僕などちょっと涙ぐんでしまった。
 感極まったとこで、ドーッと落とす、そのタイミングが又実に良くて、それが反って笑いの本質というか笑いの持つ愛を垣間見せられた気がして、余計感極まったりする。
 笑いと涙の両方兼ね備えているということは、エンターテーメントとして極めて上質なものなのだろう。

 東京で、大阪の吉本と、東京の吉本両方見られるというのは有り難い。
 まあ本場の、なんばグランド花月に行くのも、これ又楽しいけどね。
 やっぱお笑いはイイな。
 僕もエロジェダイを卒業し、次は”フォースのお笑い面”を駆使する、お笑いジェダイを目指したい、などと思った今日この頃でした。

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