感情の扱い方2010年06月29日

 パソコンの中の不要な書類を整理していたら、数年前に書いたメモ書きが出てきた。
 日記用に書いたものと思われ要約すると、こんなことが書いてあった。

 「ポジティブになれと言うのはいいが、実際そう心がけても、ポジティブになった途端、水を差すようなトラブルが噴出し出鼻をくじかれ、又ネガティブに逆戻りしてしまう。一体どうすればいいのだ?」

 多少怒りが感じられつつも、何かに向かって問いかけているような調子だった。

 ポジティブになる必要性は感じながらも、なかなかうまくいかずに苦闘していた自分を思い出して、ちょっと苦笑いしたくなるような感慨深いような複雑な気持ちになった。

 今現在、自分はどうかというと、完全にポジティブになった、と言い切れないが、この頃のような、どうしたらいいかわからない、という状態よりは、少し進歩が見られているような気もする。

 もし今の自分が、当時の自分に会って、その疑問に回答するなら、どんな風になるだろう。ちょっと考えてみた。

 「君がせっかくポジティブになろうとしているのに、どうやらそれを邪魔してしまう感情が湧き出てきてしまってるようだ。
 その感情をうまく取り扱うことが君には出来ていない。ネガティブな感情をうまく浄化できていない。
 それだと幾らポジティブになろうと頑張っても徒労に終わる可能性が高い。
 まずは感情の取り扱い方を学んだ方がいい。そうすると自然にポジティブになれるだろう」。
 ・・・とこんな感じになるだろうか。

 自分の感情に動きに意識を向け始めると、僕らが日々いかにいろんなものに対して感情を発し、影響を受けたり与えたりしているか、その忙しい様に気づいて驚く。
 ネガティブな感情も、ちょっとしたことで発生したりする。それがいろんなことで増幅していったりする。
 ある種の決まったパターンで、お決まりの感情が発生したりすることにも気づく。
 いかに僕らが日々感情を野放図に振り回しているかにも気づく(笑)。

 そんな感情の動きに気づき始めたら、今度は、それをどう扱うか?ということになってくる。
 これについてはイイ本があったのでご紹介しておく。

 「人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド 」(ヘイル・ドゥオスキン 著:主婦の友社)

 感情の扱い方については、いろんなガイドがあり、自分に合ったやり方をするのが一番いいと思われるが、このセドナメソッドは、本当にシンプルで、しかも効果は抜群だと実感できる。
  感情に翻弄されその繰り返しにウンザリしている方には、是非一読をお勧めする著の一つである。

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