パリのめぐり逢い、を聴く2014年03月02日

好きな映画音楽というのがいろいろとあるが、その中の一曲に「パリのめぐり逢い」というのがある。

お恥ずかしながら、実は映画本編は、まだ見たことが無い(笑)。
ただ音楽が有名で、その音楽だけは良く聴き慣れている見てない名画、というのは誰しも沢山あるだろう(笑)。

「男と女」「白い恋人たち」でも有名なフランシスレイの手になる作品である。

僕がこの曲を好きな理由は、この美しいメロディーと、コード進行によるところが大きい・・・、と今までは思っていたが、確かにそれもあるけれど、そうした音楽的な面だけでは無く、何かがこの曲に付け加わって感じられていることが、自分の感情を良く分析してみると、わかってくる。

それは、どうも「郷愁」のようだった。
それで、この郷愁のルーツを辿っていってみると、どうも中学生時代にあるような感じがしてきた。これは今では、ちょっと検証しにくいので確かなことは、わからない。

先程も述べたように、この映画は見たことが無いので、映画に対する思い出、というのは直接は無い。

ただ中学生時代、というだけでは、強い印象はつかないような気がする。
そこには、やはり、何か、が無くてはならない。

そこで、この「パリのめぐり逢い」が、中学時代の、午後の清掃の時間に、良くかかっていたのではないか?、という推測を立ててみた。

そうしたら、一つピンときたことがあった。

校舎と校舎をつなぐ廊下を掃除していると、そこをたまに良く通りかかっている、当時憧れていた女生徒の姿が、ふいにヴィジョンとして浮かんできた。
どうやら、これが、この曲を好きな理由だったようだ(笑)。

癒される趣味2014年03月09日

昨年くらいから少年時代にしていた切手蒐集を復活した。

まだまだ始めたばかりで、本当のコレクターの人には全然及ばぬが、一応少年時代に欲しくても集められなかった切手、例えばいわゆる4大記念切手と呼ばれている内の3枚「見返り美人」、「月に雁」(広重)、「ビードロを吹く娘」(歌麿)、(「市川海老蔵」(写楽)は既入手済)を、大人になった財力を生かして(笑)買い集め、40年越に入手することができた。

今は主に日本の切手取集がメインである。
ちょっと外国切手までは手が回らない状態ではあるが、こないだ音楽に関係した外国の切手を少し入手し、なかなかデザインが良かったので、又機会があれば集めてみたい。
ちなみに、こないだ入手したのは、マイルスデイビスとエディットピアフのシート、マリリンモンローのシートなど、日本切手とは違ったカッコよさがある。

ところで写真のような切手が日本で出ていたので入手した。

「科学技術アニメーション」シリーズの一つで、「ふしぎなメルモ」をデザインしてある。
「ふしぎなメルモ」は手塚治虫の代表作の一つで、僕が小学生の頃テレビ放映していた。
主人公のメルモという少女が、とある不思議なキャンディを食べると、いろんなものに変身して、それで様々な問題を解決していく・・・というような話だった。

僕の記憶では、メルモが大人に変身する時に、一瞬、全裸になる瞬間があって、それが子供心を大いに刺激・攪乱させてくれた、という思い出がある(笑)。

日本の切手は、確かにデザインはすごく良いと思う。
見ていると癒されるものが数多くある。
メルモの切手も、多少意味合いは違うが、癒される切手であることは確かだ。

はや3年2014年03月16日

東日本大震災から3年が過ぎた。

被災地の方々の衝撃に比べれば、微々たるものではあるが、東京で地震を体験した僕にも、相当のインパクトがあった。

東京で経験する震度4くらいの普通の地震は、地震自体の印象が残るくらいだが、3.11の地震は、その地震後の影響が甚だ大きく、東京も数か月そのショックを引きずっていた。

街全体が沈み込んだ感じや、混乱する東京の様子、閉塞感一杯の空の感じ等、なかなか忘れることのできない印象が残った。

外的な状況が、そのように印象深かったということで、当然内的な面、すなわち精神面にも大きなインパクトがあった。

僕の場合、特に人間とエゴイズムについて、深く考えさせられることになった。
そうした意味で、とても意義深く貴重な体験だった。

AKBは今も被災地訪問を続けているらしい。
僕も寄付などはしたが、他に被災地に対して何かできることはあるだろうか?と考えたら、後はできそうな事で残っているのが、被災地を旅行する、というのが良さそうだ。

只、今現在は諸事情により、すぐに旅行、というわけにはいかない。
それでも今年旅行に行くのは、良さそうなので、何とか今年中に実現したいものだと思っている。

古い道2014年03月23日

街歩きをしていると、古く昔からある通りを歩くとホッとすることが良くある。

旧街道と呼ばれている道などがそうだ。

僕はいつも、こうした古い道は、なぜホッとするのか?考える。

まだ明快な答えは出ない。

古い道に際立った特徴は確かにある。

幹線道路化を免れ、車があまり通らず比較的静かである。

適度に住宅や商店が密集し、寂しさを感じさせない・・・等々。

ただ、車が通らなくて静かで、建物が密集していても、ホッとしない道もある。

やはり古い道には、古い=長く続いている何か、があるように感ずる。

その何かは、まだ良くわからない。

その謎を求めて、明日も僕は街道を歩いていく・・・なんてね(笑)

いいともよ永遠に2014年03月30日

笑っていいともが3月で終わる。
いいともは僕も大好きな番組で、いつも録画して見ていたくらいだ(笑)。

終了は確かに残念だ。
しかしそろそろ潮時なのかも・・・という、終了に当たって変に清々しい気持ちもあることは確かだ。

エンタテインメントのジャンルには、そのジャンルのスタンダードを築きあげ、尚且つその世界の最高レベルの水準や他が凌駕できないような確固たる世界を打ち出す、スターや作品が出てくる時がある。

例えば洋楽におけるビートルズやバスケットのマイケルジョーダンなど。

そして日本のテレビバラエティーというジャンルにおける「笑っていいとも」も、そうしたスター的な番組として後世に語り継がれることになるのだろう。