はや五代目2008年07月30日

 携帯を新しくした。
 auのW64SAのイエローボトルというやつだ。

 当初携帯なぞ持たないだろうと思っていたのが、街角で勧誘していた優香似のオネエチャンについつい上手く乗せられ、当時携帯の会社についての知識もほとんどないまま、それがTU-KAだったのも良く認識できないまま、あれよあれよと契約して携帯を持つことになって以来、丸六年以上が過ぎた。
 数えてみれば今回で早五代目になる。まさかこういうことになるとは思わなかった。

 一代目は、赤ん坊が服を着せて貰うように、ほとんど無意識のまま機種も何もわからず使っていたが、その内ちょっと欲がでてきて、2代目はTUKAの上位機種のわりとイイやつに買い換えた。
 ところが、この2代目が「水没」という悲しい最後を遂げる。
 3代目は、2代目の代わりが早急に必要だったので、とりあえず秋葉の店頭在庫にあった、自分としては不本意な、それほど機能が無いシンプルなやつを、すぐさまやむを得ず買い求めることとなった。

 そうこうする内に、携帯界が何やら異常な発展を見せ始める。
 それとともにTU-KA自体が沈没し、auに吸収合併という事態に。auから”電話番号変えなくていいから、安くするから、こっちにおいでよ〜”という誘惑のお触れがあり、とうとうauに鞍替え。メールと通話くらいしかできないようなシンプル携帯から、いきなりワンセグ付きの当時としてはフルスペックのW41Hという機種に四代目の座が渡された。

 現在のW64SAもほとんどフルスペックで、内蔵メモリーも大きい。結構軽い。
 今まで割りと分厚い携帯だったのであるが、今回のは、さほど厚くない。

 W41H時代は音楽を結構聴いていたが、今はそちらの機能はipodに主役を譲っている。
 変わって意外に使うようになったのはEDYやSUICAの「お財布携帯」。今では平日はほとんど使う。
 カメラも、散策の先々で良く使うので、これもぼくにとっては必需機能だ。

 以前携帯が水没した時は情報の復旧に苦労したし、中にはもう回復できない情報もあった。
 今はパソコンと連動したバックアップ機能が常備されているので、もう情報を失う心配はほとんど無くなった。
 ほんとに携帯はここ数年でかなりの進歩をしているのが実感できる。

 携帯を変えると、なぜか衣替えというか心機一転というか、「気」が変わったようなリフレッシュした気分になる。
 これは携帯が、それだけ僕らの生活に深く浸透している証であろう。

 ちなみにW41H時代はエッチな写真をしこたま入れて、メモリーが一杯になって困ったりしていたが今回のW64SAは、全く皮肉なことに以前の数倍の容量があるにも関わらず、エッチな写真は全く移行せず、色物では唯一新垣結衣ちゃんの写真を数枚移行したに止まった。新しい携帯では、ちょっと品位をより良く保ちたいという思いがあったためである。
 今はメモリーが十分すぎるくらい有り余っている。
 器が無いとき食べ物が沢山必要だったのに器が十分ある時は、お腹も空かない。まあ時に人生は悪戯に物事が巡り合わさるもんだ。

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