ラジカセ2013年06月02日

SONYのポータブルラジオレコーダーというのを買った。
昔のカセットテープレコーダーのように、気軽に録音できる機材は無いか探していたら、このSONYのやつがあった、ということだ。

しかもこれはラジオ付き、つまり、昔のいわゆる「ラジカセ」が再び我が家にやってきたのである。

昔の「ラジカセ」を使わなくなって、随分と年月が経った。
社会人になってからだから少なくとも25年以上は経っていると思う。

早速日曜の昼間にやっている山下達郎の「サンデーソングブック」を、このラジオで「エアチェック」した。
山下達郎の声をラジオまともに聴くのは、本当久しぶりだったが、昔と全然変わっていなくて、僕もなんだか若い頃に戻ったような気分を味わうことができた。

今時「ラジカセ」なんて、ドンくさいのかもしれない。
しかし昔は「ラジカセ」で「エアチェック」が音楽を聴くメインの方法だった。
音楽に対するトキメキが、その頃は沢山あったような気がする。
何か僕は音楽に対する気持ちの大きな部分を、ずっと忘れていたのではないか?、と改めて思い出させてくれたような気がした。

この機械を買った主たる目的は、「録音」だったけれど、それにも増して、意外なお土産を、この「ラジカセ」は持ってきてくれたみたいだ。