部屋では無く、自分のせい2007年07月27日

 東京都北区に引っ越してきて二ヶ月以上が経ち、だいぶ馴染んできた。

 僕は前に住んでた稲城市に越した当時は「次に出て行く時は結婚する時だな!、がはは!」などと周囲に豪語していた記憶がある。
 しかしながら結局、当然というか、やっぱりというか、今回も独り身のままの退去となった。

 以前とある雑誌に独身男の女運の悪い家相の例というのが載ってた。
 1Kの間取りで東北向き(鬼門)の玄関、そのすぐ横の水回り・・・。
 なんじゃ、こりゃあああ!、ワシの部屋じゃああああ!。
 全く稲城時代の部屋ピッタリそのままだった。

 てめえのモテナサを家相のせいにはしたくないが、16年間を振り返ってみると、これには何も返す言葉はありませんでした。
 出会いが無かったというわけでは無い。
 むしろ結構人よりもあったかもしれんくらいだ。
 でも、どうやらその雑誌によれば、その僕の居た所のような家相だと女運が、みいんな綺麗に流れていってしまうらしい。
 てめえのモテナサを今更家相のせいにはしたくないが、結構ズバリと言い当てられている気もしないでも無いとこが悔しい。

 今の北区の住居は女運の良い家相かどうかわワカラン。
 まあ少なくとも稲城時代よりはずっと広くなったので、家相以前に女性の入り込む余地が全く無かった稲城時代よりは、全然良くなったと思いたい。
 人生恋が無いと、随分と味気なくツマラナイものになってしまうもんだ。今度は心機一転、エロの時代に、いや失礼、良い女回りの時代、ん?、それも変な言い方だな・・・、ま、とにかく良い時代にしたいもんだ。

 ただ実際のところ、長らく気にかかってることがあって、なかなか新しい恋に踏み出せない、というのが現状ではある。
 正直なところ、恋に関して自分が本当はどうしたいのか?、何を望んでるのか?、かなり混乱した状態にいる、というのが素直なところではある。

 女心とは男子にとっては、いつまでたっても不可解なものだ。
 この歳で未だ独身だと、何か自分に欠陥があるのでは無いかと思われがちだ。
 僕自身は、そんなことは全然気にしてないが、まあこの独り身の時期にもっと女心でも勉強して、もっと成長せえ、欠陥商品と思われないようにせえ、と、そういうことなのだろう、などと思ってる。
 あくまでもモテナイのは家のせいでは無く、己のせいですものね、とほほ。