蓄積する疑問・違和感2013年04月28日

今の政府は、どうもオカシナ方向に突き進んでいる、と、まともな感性を持った市民なら、感じ始めているのではないか?。

首相の発言をとってみても、暴走したのをアメリカの年下の大統領に諌められたりしており、この人は本当に一国のリーダーとしての器がある人物なのか?、そうした品格を持ち合わせた人物なのか?、一体誰が支持しているのか?、甚だ疑問符だらけになってくる。

首相の座につく人物の発言が全てそうとは言えないとは思うが、いくら美辞麗句を並べても、それが利己主義的な他意のある発言であれば、詐欺等と同じように、どうしてもグロテスクな印象しか伝わってこないものだ。
景気浮揚政策や若者向けアピール等のアメを与えた後、軍事国家建設などというムチを持って待っている、としたら、まさに我々は騙された、という印象しか持たなくなるだろう。

僕は3.11を経て多くの日本人が人間の深い部分にあるものに目覚め、これから日本ならば非常に成熟した市民が健全な民主国家を築くことができると思っていたが、どういうわけか政治は前近代的な軍国主義のような方向に逆行しようとしているかのように見える。
3.11で覚醒したはずの日本が軍事国家になって、どうするのだろうか?。

これは一体どうしたことなのだろう?と不思議で仕方が無い。
これも何かのシナリオなのだろうか?。

今本当に憲法改正している時なのだろうか?
あれだけ一杯山積みになっていた、他の問題は、どうなったの?
・・・と、次第に疑問と違和感が蓄積し、やはり今の政権には日本を任せられない感が個人的には強くなってきているが、今の市民に具体的にとることのできる手段は、次の選挙での意思表示しかない。

人間は進化すればする程、自由になると思う。
それは進化すればする程、自由に対する責任もとれるようになるからだろう。
自発的な道徳性、節度を持った市民が構築する社会なら、国家が国民を規制したり一面的な道徳観を植え付けたりする必要性は減っていくだろう。

国家が国民の自由を規制し、しばり多くしていく、というのは、そういった意味で、ある種の退化とも言えるだろう。

マスメディアなどは今はもう政府の御用メディアに成り下がった感があったが、そんな中にもまともな感性を持って良心の呵責を感じ違和感を感じている人も、きっとおそらくいると思う。
それは政権与党も同じで、TPP等の事例のように現在の流れに違和感を感じている人もいるだろう。

そうしたマスメディアや政権内部の人達をはじめとして、今まで政治の策略に気づかなかった一般の人達なども、目覚め始めて、自らの良心に従って、今どうあるべきかを真剣に考えてくれるようになれば、世界から尊敬されうる国に日本がなっていくことも、まだまだ実現不能ではないと思う。

参考
http://www.azusawa.jp/topics/topics-20130413.html
http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm